2007年11月29日

ソケイヘルニア手術とは

赤ちゃんは、母体の胎内にいる間はソケイ部(大腿の付け根)に腹膜鞘状突起(ふくまくしょうじょうとっき)というふくろがついています。

このふくろは出産の際に、閉じて無くなるものですが、まれに閉じずに残って生まれてくることがあります。その場合、ふくろの中にお腹の中にある臓器が入り込み大腿の付け根が脹らみます。これがソケイヘルニアというものです。

この脹らみの大きさは、入り込む臓器の量によって変わりますが、男の子の場合、陰のうまで脹らむこともあります。


ヘルニアを放置しておくと、ふくろの中へ入り込んだ臓器が入口で締め付けられ、お腹の中へ戻らなくなる可能性があります(かんとんヘルニア)。
腸が締め付けられた場合は腸閉塞をおこし、物を食べられなくなったり、吐いたりすることが多くなります。

かんとんヘルニアの状態があまりに長く続くとお腹の臓器に血が十分に行き届かなくなり、腸や精巣(睾丸)、卵巣などに障害が出る可能性があり注意が必要です。
ソケイヘルニアが自然に治るということが無いわけではありませんが、そういう症例は一般には少ないと言われていて、ぜひ、手術することをお勧めします。


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posted by nao at 20:15 | 日記
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